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世界的な日本酒品評会、兵庫県で開催へ 英IWC「SAKE」部門

 兵庫県は30日、英国で開く世界的なワイン品評会のインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で、2016年の日本酒部門の審査を兵庫県に招致すると発表した。12月2日午後に準備委員会を開く。井戸敏三兵庫県知事は30日の定例記者会見で「IWCも日本で開催するなら(酒米の)山田錦の産地である兵庫県でやりたいという意向もある」と説明した。

 準備委員会には県内の酒造など関連団体のトップらに加え、井戸知事や久本喜造神戸市長、今村岳司西宮市長、藤原保幸伊丹市長、石見利勝姫路市長が出席する予定だ。招致したうえでの関連行事のスケジュールなどを議論する。

 IWCは日本酒を審査する「SAKE」部門を07年に設置し、16年で10周年になる。日本酒は「純米吟醸純米大吟醸酒」「吟醸大吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」「古酒」「スパークリング酒」「普通酒」の7つのカテゴリーで審査する。

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