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9月の兵庫県鉱工業生産2か月連続低下 基調判断「横ばい」据え置き

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 兵庫県が20日に発表した9月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比で1.6%低下の96.7と、2か月連続で低下した。兵庫県は生産の基調判断を「総じてみれば兵庫県の生産活動は、横ばい傾向にある」と5月以来の見方を据え置いた。

 生産指数を業種別にみると、低下が目立ったのはカーナビゲーションや携帯電話が減少した「情報通信機械工業」や、機械式注射装置やショベル型掘削機械が減少した「はん用、生産用、業務用機械工業」など。「鉄鋼業」「窯業・土石製品工業」も低下し、主要9業種のうち6業種が低下した。半面、一般用タービン発電機が伸びた「電気機械工業」や、旅客車などが伸びた「輸送機械工業」は上昇した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が13日に9月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値を発表。前月比で1.5%上昇の97.4と3カ月ぶりに上昇した。

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