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山陽そば「イタリアントマトうどん」など発売 女子大と連携、客層拡大狙う

 山陽電気鉄道の傘下で「山陽そば」を運営する大阪山陽タクシーは、地元女子大と連携して新メニューを開発し、今月販売を開始した。立地にも優れ、電車の待ち時間など短時間で便利に利用できるにもかかわらず、駅そば店舗は中高年のサラリーマンが利用するというイメージが根強い。新メニューの投入によって、若い女性など顧客層の拡大を狙う。

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 新メニューは「イタリアントマトうどん」「とろけるチーズのカレーうどん」の2品目(写真は大阪山陽タクシーの発表資料より)。神戸女子大学家政学部・管理栄養士養成課程の橋本加代准教授(公衆栄養学)のゼミ4回生8人が山陽そばと共同で新メニューを開発した。年間を通じて調達できる食材で、短時間の調理といった制約の中で、食と健康のプロを目指す学生らが腕を振るった。

 山陽電鉄の駅構内などにある山陽そばの板宿店(板宿駅)、垂水店(山陽垂水駅)、飾磨店(飾磨駅)で販売中だ。いずれも税込で450円。

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