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アシックス、神戸マラソンでウエアラブル端末実験 対象50人を公募

 アシックスは16日、ウエアラブル端末によるデータ収集の実証実験を11月15日に開催する神戸マラソンで実施すると発表した。一般公募の参加者50人と同社関係の10人がウエアラブル機器を装着して神戸マラソンを走り、歩数や歩幅、走行ペースといったさまざまなデータを収集する。結果は後日、被験者に通知するほか新たなランニングの楽しみ方の提案するための参考資料として活用するという。

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 利用するウエアラブル機器は3種類。手首に巻く「スマートバンド」で5キロメートルごとのラップタイムと歩幅、歩数を計測する。腕時計型の「スマートウオッチ」では、ペースの推移をディスプレーに表示し、走りながら確認できるようにする。ヘッドホン型の「スマートヘッドホン」では、心拍数や消費カロリーなどを記録したうえで、ペース管理を支援する音楽を再生する予定だ(写真はそれぞれスマートバンド、スマートウオッチ、スマートヘッドホン=アシックスの発表資料から)。

 このうちスマートバンドを付ける40人とスマートウオッチを付ける10人を一般参加者の中から募集する。アシックスは同社が協賛する他のスポーツ大会でも同様の取り組みを進め、新しいスポーツの楽しみ方やトレーニングについて提案するためのデータ収集を進める計画としている。

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