神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

「日本酒条例サミット」に神戸市は不参加 姫路市や加東市が参加

 地元の日本酒での乾杯を奨励する条例を制定した自治体から酒造会社などが集まって22日に京都市内の見本市会場で開いた「日本酒条例サミット」(京都市と京都日本酒サミット実行委員会が主催)に、神戸市は参加しなかった。当日は全国の約50蔵の酒蔵が出展し、地酒をアピールした。兵庫県からは姫路市加東市の酒蔵が参加した。

 神戸市は2014年10月に「神戸灘の酒による乾杯を推進する条例」が可決。同11月1日に施行された。神戸市灘区から西宮市にかけての「灘五郷」は日本一の生産量を誇る。このうち神戸市内には西郷・御影郷・魚崎郷がある。日本酒を通じて日本の伝統文化に注目するのは各地の日本酒条例にも共通するが、今回は参加を見送ったようだ。

 神戸市内では26日に北野工房のまち(中央区)で、「灘の生一本統一ブランド発売記念特別試飲会」を開く。大関、菊正宗、剣菱櫻正宗、沢の鶴、道灌、日本盛、白鹿、白鶴の9社が28日の発売日を控えて新製品を発表する。ホームページから申し込んだ120人を招く。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved