神戸市、「デザイン都市」をＦＭラジオでアピール 毎週月曜日に

　神戸市は７日、地元ＦＭラジオ局のKiss-FM KOBEを通じて「デザイン都市・神戸」に関する施策の情報発信を始めた。同局が制作する昼のワイド番組「KOKO→DOKO」内で毎週月曜日の正午から10分程度、神戸市の施策を紹介する。神戸市民を中心とした聴取者に「住み続けたい」「訪れたい」と思えるような街づくりを進めていることを訴える。

　初回である７日放送分では、８月22日に実証実験を開始したワンウェイ（乗り捨て）型カーシェアリングの「シーモ」を取り上げた。リポーターの田淵麻里奈さんが、電気自動車（ＥＶ）を採用していることから「街の雑踏が社内で聞こえるほど静かだった」と紹介したほか、ＥＶのデザインも「かわいくて神戸にぴったり」と話した。

　神戸市は2008年10月、国連教育科学文化機関（ユネスコ）が進める「創造都市ネットワーク」のうち、デザイン都市の認定を受けた。12年には旧生糸検査所を拠点施設として整備。さまざまな「デザイン」を通じて暮らしを豊かにするモデル都市を目指す。