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神戸市、「乗り捨て」型のカーシェアリングで実証実験 22日から

 神戸市は18日、借りた場所とは異なる場所で自動車を返却できる「ワンウェイ(乗り捨て)型」カーシェアリングの実証実験を22日に開始すると発表した。20日には中央区のメリケンパークで式典も開催する。事実上の愛称である実験名を「シーモ(SEA:MO)」にすることも併せて発表した。

 利用登録すれば、神戸駅付近から中央区北野にかけて8カ所に設けた貸し出し施設(ポート)で車両を借りることができ、どのポートに返却してもよい。ただ、返却するポートは車両を借りる前に決める必要がある。

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 貸し出しに使うのは1人乗りから小型の電気自動車。4人乗りの三菱自動車製(写真左=神戸市の発表資料より)と2人乗りの日産自動車製(写真右=同)、1人乗りのトヨタ自動車製と3車種で合計20台だ。それぞれ乗車定員と利用料金が異なる。実験期間は来年3月ごろまでを予定する。

 神戸市はワンウェイ型カーシェアリングの実証実験を実施する企業を7月に募集。六甲山上で小型自動車の貸し出しなどを手がける六甲産業(神戸市北区)が代表事業者に決定し、協力事業者に日本ユニシス、ユビテック、三菱重工業が名を連ねる。

 

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