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ノーリツ、1〜6月期の純利益ほぼ半減 国内で給湯器など苦戦

 ノーリツが11日に発表した2015年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比49%減の8億1500万円とほぼ半減した。「エコジョーズ」など高効率の給湯器が初めて前年同期を下回るなど国内需要の低迷が響いた。

 売上高は3%減の1047億円、営業利益は65%減の14億円だった。国内事業は「消費税増税の反動減となった前年並みに推移」(決算短信)と厳しかった。海外事業は、販売エリアの拡大で中国などが伸び、売上高が26%増加したが、国内の落ち込みを補えなかった。海外売上高は全体の31%になった。

 2015年12月期通期の業績予想は従来の見通しを据え置いた。

 同社は当初5日に1〜6月期決算の発表を予定していたが、子会社決算の遅れを理由に延期していた。新たな発表予定は改めて発表するとしていたところ、11日に決算発表すると、11日の当日になって告知した。

 

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