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川重、エアバス社の新型機向けエンジン開発に参画 三菱重も

 川崎重工業は16日、欧州のエアバス社が開発を進める新型機「A330neo」の専用エンジン開発に参画すると発表した。エンジン開発は英ロールス・ロイス社が開発を主導し、参加各社との共同開発になる。川重は主要部品の1つである圧縮機を担当。圧縮機を構成する部材は約4000点で、これを西神工場(神戸市西区)で製造する計画だ。

 川重は現在もエアバスA330に搭載するエンジン向けに圧縮機を製造しており、性能や価格などが評価されたことから、新型機のエンジン開発に参画できたもようだ。米ボーイング社の「787」型機向けエンジンも川重の部品を搭載している。

 三菱重工業も同日、傘下の三菱重工航空エンジン(愛知県小牧市)が川重と同様に新型機「A330neo」の専用エンジン開発に参画すると発表。三菱重も主要部品である燃焼器と低圧タービンブレードを担当する。

 

 

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