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眼科医療の最先端施設を整備 神戸医療産業都市

 神戸市は、iPS細胞を用いた網膜再生など最先端の眼科医療に特化した研究・医療施設「神戸アイセンター」(仮称)を整備すると発表した。独立行政法人中小企業基盤整備機構と神戸市がそれぞれ37.3%ずつ出資する神戸都市振興サービス(神戸市中央区)が施設を建設・保有する。

 今月中に建物の設計者を選ぶ手続きを開始し、来年6月に着工、2017年10月ごろの開業を目指す。中央市民病院の隣接地に建設し、眼科病院と研究施設が入居。基礎研究から臨床応用、リハビリまで総合的に対応できるようにする。

 神戸市では昨年、理研の発生・再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダーを中心に研究を進め、目の難病患者の皮膚から作製したiPS細胞を網膜の組織に変化させ、患者に移植する手術に成功していた。

 

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