神戸経済ニュース

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神戸市、ロンドンなどで経済情報の収集・発信 現地企業と契約

 神戸市は10日、ロンドン、シンガポールバンコクの3カ所を拠点として経済に関する情報の収集と発信に乗り出すと発表した。各都市を拠点とするのコンサルタントなどに委託し、現地の企業を神戸に誘致したり、神戸で生産する商品の販路を開拓したりする。それぞれ同日付で事業契約を開始した。

 ロンドンは「ユーロ−ジャパン・ビジネス・マネジメント・コンサルティング」(英ロンドン、吉倉隆治代表)に委託。主に同社は誘致候補企業の発掘と、神戸市との面談機会の設定などを担う。シンガポールは「カモ・コンサルタンシー」(シンガポール、佐合信成代表)に、神戸の物産・製品の宣伝広告や商談機会の設定など、アジア向け販路開拓を依頼した。

 バンコクでは「バンコクポルタ」(タイ・バンコク、井芹二郎代表)に、タイで神戸の観光情報を発信するほか、神戸と現地の観光事業者の商談設定など、観光プロモーションを委託した。

 神戸市は4月に、欧州とアジアの「ビジネス・コーディネーター」とアジアの「観光コーディネーター」を公募。応募した合計13社の中からそれぞれ1社ずつを選定した。

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