阪神電鉄、新型普通電車の試乗会 ７月開催、参加者を募集
阪急阪神ホールディングス参加の阪神電気鉄道は９日、普通電車としては20年ぶりに投入する新型車両5700系の試乗会を７月26日に開催すると発表した。新型車両は「阪神の普通」の伝統である青を車体に多く使った。ドアの周りに青く円形を描いたほか、摂津灘の海を連想させる「水」の模様を床や座席に描いた。４両編成で、８月にも営業運転を開始するとみられる。
試乗会には一般から参加者を募集し、抽選で150人を招待。応募は専用のホームページのみで、７月12日いっぱい受け付ける。当日は梅田駅を午前９時27分に出発し、甲子園駅でクイズ大会やグッズ販売を実施した後、午前11時３分には石屋川車庫（神戸市灘区）に到着し、新型車両の撮影会を開く。午後１時前には梅田駅に戻って解散する予定だ。鉄道ファンだけでなく、家族連れや友達同士でも楽しめる内容という。（写真は新型車の外観＝阪神電鉄の発表資料より）
