三菱倉庫が神戸市須磨区の神戸流通業務団地(神戸流通センター)に進出し、新たに物流施設を建設する。神戸市が1日に発表した。
三菱倉庫は神戸市から約5万6000平方メートルの土地を取得。2014年12月17日に契約を結んだ。医薬品や食品などを取り扱う物流施設を建設する計画だ。2018年に部分開業し、20年には全体の完成を目指す。
神戸流通業務団地は神戸淡路鳴門自動車道の布施畑インターチェンジに隣接。広域幹線道路網への近さなどに着目し、立地を決めたという。三菱倉庫は神戸港で物流施設を展開していたが、国内物流向けに内陸での用地取得を模索していた。