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神戸市、三宮周辺の「未来予想図」を公開 歩行者中心に設計

 神戸市は25日、JRと阪急の駅を中心とした三宮周辺の再開発で将来のイメージ図を公表した。歩行者を中心に据え、回遊性の高い中心部を具体的に描き、市民からの意見を募る。意見は6月12日までホームページやファックスで募集する。

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 公開したイメージ図は、神戸市が三宮駅周辺を再開発する際の方針を説明する図なども含み、26ページのプレゼン資料としてホームページに掲載した。都心を通過する自動車などは外周道路へ誘導し、歩行者のほかはBRTだけが走るフラワーロード三宮駅前の様子=絵=も含まれる。

 新たなのバスターミナルのイメージも公表。25日の定例記者会見で久元喜造市長は「JR(三ノ宮駅)の南の東側に、できれば作りたい」とバスターミナルのおおまかな位置にも言及した。

  神戸市は三宮周辺地区の「再整備基本構想」を2015年9月末までに策定する方針。これまで、まちづくり協議会や鉄道・バス会社、学識経験者らで構成する 三宮構想会議を今年3月までに3回開催した。「乗り換え動線が分かりにくい」「広場など人のための空間が少ない」などが課題として指摘されていた。

  

おことわり)発表資料をもとに記事を作成したため、当初公開した記事ではバスターミナルの位置について、神戸市は「具体的な場所は今回も提示しなかった」としました。しかし、久元喜造市長が記者会見した動画が公開されたことで、久元喜造市長が口頭でバスターミナルの位置について言及していることが分かったため、当該箇所を加筆しました。ご了承ください。(2015/05/26)

 

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