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阪神、各駅停車に20年ぶり新型車 消費エネルギー半減

 阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道は30日、各駅停車向けに導入する新型車両「5700系」を発表した。各駅停車向けとしては20年ぶりに新型車両を投入。2015年夏に1編成4両の運行を開始し、旧型車両と順次置き換える計画だ。

 新型車両は既存の各駅停車向け電車(5001系抵抗制御車)に比べ、消費エネルギーを50%に抑えた。客室照明や前照灯などをすべて発光ダイオード(LED)化。空調運転時に冷気が逃げるのを避けるため、停車中は乗客の操作でドアが開閉できるようにした。

 一方で、「阪神の普通」の伝統である青を車体側面に配置。ドアの周りに青く円形を描いたほか、摂津灘の海を連想させる「水」の模様を床や座席に描いた。

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