神戸経済ニュース

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業績・株式

みなと銀の前期、純利益2%減の73億円 貸出金利収入が減少

みなと銀行が12日に発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が前の期比2%減の73億円だった。市場金利の低迷を受け、貸出金による利息収入が減少した。貸倒引当金の繰入額も増加し、利益を圧迫した。期末配当は前年同期据え置きの5円とした。

シスメックスの前期、純利益36%増で過去最高 中国の高い伸びが寄与

シスメックスが11日に発表した2016年3月期の連結決算は、純利益が過去最高の362億円と前の期に比べ36%増加した。血液などの検体検査機器の普及に伴い、検査試薬の販売が国内外で伸びた。売上高の8割強を占める海外では、特に中国で高い伸びが続いたのが寄…

住友ゴムの1〜3月期、純利益2.2倍 原料安と有価証券売却益で

住友ゴムが10日発表した2016年1〜3月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.2倍の167億円だった。原油安を受けた原料価格の下落に加え、80億円の有価証券売却益を特別損失に計上したことが寄与した。5億円強の自主回収関連費用を計上したが、これを補った。

カルナバイオの1〜3月期は最終赤字1100万円 前年同期に大口受注の反動

カルナバイオサイエンスが9日発表した2016年1〜3月期の連結決算は、連結最終損益が1100万円の赤字(前年同期は9400万円の黒字)だった。前年同期に小野薬品工業から請け負った、特定の性質を持つ化合物を選び出すスクリーニングの大口受注に基づく売上高…

アシックスの1〜3月期、純利益10%増の93億円 中国の伸び続く

アシックスが9日に発表した2016年1〜3月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%増の93億円だった。国内での合理化が寄与したのに加え、海外では中国で引き続き増収増益。円相場の上昇による海外収益の目減りを吸収した。

六甲バターの1〜3月期、税引き益2.1倍の6億円 原料チーズの価格下落

六甲バターが6日発表した2016年1〜3月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比2.1倍の6億700万円だった。原料チーズの国際的な需給緩和を受けて、海外での調達価格が下落。売上原価の抑制につながった。新製品効果などで売上高も伸びた。

TOAの今期、純利益22%増の見通し 年20円の配当は維持

音響機器のTOAは6日、2017年3月期の連結純利益が前期比22%増の25億円になりそうだと発表した。自治体向け減災・防災関連市場の売上高が前期から今期にずれ込んだ分、収益を押し上げるもよう。売上高は5%増の480億円、営業利益は7%増の39億円と、3…

TOA、国内不振で前期一転の減益に 純利益30%減の20億円

音響機器のTOAは4月28日、2016年3月期の連結純利益が前の期に比べ30%減の20億円だったようだと発表した。従来予想である4%増の30億円から一転の減益見込みになった。国内事業が不振で、売上高が想定を下回った。

トレーディアの前期、純利益一転24%減 輸入雑貨が減少

貨物・物流のトレーディアは4月28日、2016年3月期の連結純利益が前の期に比べ24%減の6800万円だったようだと発表した。従来予想である33%増の1億2000万円から一転の減益見通しになった。国内消費の低迷を受けて、中国からの輸入雑貨が想定を下回った。

神戸製鋼の前期、3期ぶり最終赤字 中国で建機の不振響く

神戸製鋼所が28日に発表した2016年3月期の連結決算は、最終損益が215億円の赤字(前の期は865億円の黒字)だった。13年3月期以来3期ぶりの最終赤字だ。中国で建機市場が冷え込み、子会社のコベルコ建機事業が赤字を計上。中国法人向けの貸倒引当金や、投…

川重、今期営業益27%減の見通し 円高と航空宇宙の採算悪化が逆風

川崎重工業は27日、2017年3月期の連結営業利益が前期比27%減の700億円になる見通しだと発表した。円高に加え、航空宇宙事業では民間機の分担製造品に採算悪化が逆風になる。業績予想の前提として1ドル=110円と前期平均に比べ8円99銭の円高・ドル安水準…

神戸電鉄、前期一転の最終増益 運輸など収入増える

神戸電鉄は25日、2016年3月期の連結純利益が前の期比11%増の12億円になったようだと発表した。従来予想の9億4000万円から一点の増益見込みになった。運輸業や流通業などで売上高に相当する営業収益が想定を上回ったうえ、コスト削減や支払利息の減少など…

石光商事、今期特別損失2億3800万円を計上 確定拠出年金の導入で

石光商事は22日、2017年3月期に2億3800万円の特別損失を計上する見通しだと発表した。9月1日付で確定拠出型の年金制度の導入を決めたことに伴う損失処理としている。現在は確定給付を前提としている対象従業員の同意書を5月中に取り付け、6月には行政…

アジュバンコスメの前期、純利益5.7倍の2億6600万円 有価証券評価損が減少など

アジュバンコスメジャパンが22日に発表した2016年3月期(3月20日締め)の連結決算は、純利益が前の期に比べ5.7倍の2億6600万円だった。有価証券評価損の計上額が減ったほか、税金費用も減少した。期末配当は据え置きの24円とした。

神戸発動機、前期最終黒字7600万円に 部品販売が増加

舶用エンジンの神戸発動機は19日、2016年3月期の単独最終損益が7600万円の黒字(前の期は21億円の赤字)になったようだと発表した。従来予想である5000万円の黒字から黒字幅が拡大した。

阪神内燃機、前期7円配に増配 5円から

阪神内燃機工業は18日、既に権利が確定した2016年3月期の配当金を前の期に比べて2円増配の7円にすると発表した。従来予定の5円から2円積み増した。業績動向と財政状況を勘案して決めたとしている。19日の東京株式市場で同社株は前日比2円高の208円で取…

ロック・フィールド、4月末の1株を2株に分割

ロック・フィールドは14日、4月末時点の1株を2株に分割すると発表した。投資単位あたりの金額を引き下げることで、個人投資家でも売買しやすくする。投資家層の拡大や、流動性向上などがねらい。

MORESCOの前期、純利益7%減 自動車向け潤滑油が伸びず

MORESCOが12日に発表した2016年2月期の連結決算は、純利益が前の期比7%減の15億円だった。新興国の景気減速を受けて自動車向けの潤滑油が伸び悩んだほか、前の期に計上した為替差益がなく、期末にかけての急速な円相場の上昇で為替差損が発生したことなど…

フェリシモ、発行済み株式数の約3割を自社株買い 創業家が売却

フェリシモは8日、発行済み株式数の31.86%に相当する自社株320万株を上限としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け価格は909円と、8日の東証終値(1007円)を9.7%下回る。買い付け期間は11日から5月12日まで。創業家出身で筆頭株…

フェリシモの今期、営業益87%増の見通し 広告費など削減

フェリシモは8日、2017年2月期の連結営業利益は前期比87%増の5億1400万円になる見通しだと発表した。配布する通販カタログのコスト管理を徹底するほか、紙媒体向けの広告費削減などで支出を減らす。販管費全般も管理を強化しコスト削減を進める。一方で…

フェリシモの前期、営業益2億7500万円に上方修正 新規事業が寄与

フェリシモは1日、2016年2月期の連結営業損益が2億7500万円の黒字(前の期は6億3100万円の赤字)だったようだと発表した。従来予想である6800万円の黒字から、黒字幅が大幅に拡大した。業務全般でコスト削減が進んだうえ、新規事業が寄与したという。最…

神栄の今期、3期ぶり最終赤字に下方修正 米国で弁護士費用膨らむ

神栄は18日、2016年3月期の連結最終損益が3億4000万円の赤字(前期は3億2300万円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想である2億5000万円の黒字から一転の赤字予想に下方修正した。同社の赤字は13年3月期以来3期ぶり。グループ会社のフイルムコン…

モロゾフの前期、税引き利益90%増 半生菓子「ブロードランド」復調

モロゾフが16日に発表した2016年1月期の単独決算は、税引き利益が7億6500万円と前の期に比べ90%増加した。昨年のバレンタインデーやホワイトデーなどイベント商戦が好調に推移したうえ、「ファヤージュ」など焼き菓子が好調に推移。昨年9月にリニューア…

ロック・フィールドの5〜1月期、純利益44%増 和惣菜やアジア風など好調

ロック・フィールドが2日発表した2015年5月〜16年1月期の連結決算は、純利益が前年同期比44%増の12億円だった。「いとはん」ブランドで展開する和惣菜が好調だった。パクチーを利用したり、トムヤムクンの風味に味付けしたアジア風サラダの「融合」ブラ…

MORESCOの今期純利益5%減に下方修正 製品価格が下落

MORESCOは23日、2016年2月期の連結純利益が前期比5%減の15億円になりそうだと発表した。2%減の16億円としていた従来予想から減益幅が拡大する見通しだ。原油価格が低迷しているのを受けて、製品価格の値下げを迫られたことが主因という。最近の…

アシックスの前期、純利益102億円 海外でランニングシューズなど好調

アシックスが12日に発表した2015年12月期の連結決算は、純利益が102億円だった。決算期変更で9カ月間だった14年12月期の222億円に比べると54%減少した。欧米では主力のランニングシューズなどが伸びたが、国内で希望退職などを実施したのに伴い事業構造改…

住友ゴムの前期、純利益5%増で最高益 タイヤは競争激化で採算悪化

住友ゴムが12日に発表した2015年12月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ5%増の558億円と過去最高益を更新した。15年10月1日付で米タイヤ大手グッドイヤーとの提携を解消したことに伴い、現金約325億円を受け取ったほか、少数株主持分の控除額が減少し…

ノーリツの前期、最終赤字39億円 不具合製品の保証期間延長

ノーリツが10日に発表した2015年12月期の連結決算は、最終損益が39億円の赤字(前の期は34億円の黒字)だった。これまで中国子会社の業績悪化などから20億円の赤字になる見通しを示していたが、赤字幅が拡大した。一部製品に部品の不具合が発生したため保証…

三ツ星ベルトの4〜12月期、純利益3%減 為替差益が減少

三ツ星ベルトが5日発表した2015年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の46億円だった。前年同期に10億円超計上した為替差益が、今期は5700万円にとどまった。自動車向けは国内外とも苦戦したが、海外向けには一般産業用ベルトの拡販が奏功。…

シスメックスの4〜12月期、純利益31%増 海外事業は減益

シスメックスが3日に発表した2015年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比31%増の270億円だった。国内外で検体検査機器の設置台数が増加したことにより、検査試薬や関連サービスなどが伸びた。輸出は増えたが、海外事業は事業拡大のための販促費が重…

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